世界のメタボリックシンドローム診断基準(参考)
メタボリックシンドローム(症候群)の診断基準は、日本で使われているもの以外に、
世界的に有名なものが3つあります。参考までにご紹介します。
▼WHO診断基準(1999年)
糖尿病、空腹時高血糖、耐糖能障害、インスリン抵抗性が必須で、それに加えて以下のうちで2項目以上。
(1)ウエスト・ヒップ比が男性で0.90、女性で0.85以上
(2)トリグリセリドが150mg/dl以上、またはHDLコレステロールが男性で35mg/dl未満、女性で39mg/dl未満
(3)血圧が140/90以上
(4)尿中アルブミン排泄率が20ug/min以上、またはアルブミン・クレアチニン比が30mg/g以上
▼NCEP-ATPIII診断基準(AHA/NHLBI改訂、2005年)
下記のうちから3項目以上。
(1)ウエスト周囲径が男性で102cm、女性で88cm以上
(2)トリグリセリドが150mg/dl以上(または治療中)
(3)血圧が130/85以上(または治療中)
(4)HDLコレステロールが男性で40mg/dl未満、女性で50mg/dl未満(または治療中)
(5)空腹時血糖が100mg/dl以上(または治療中)
▼IDF診断基準(2005年)
中心性肥満は必須(ウエスト周囲径が、ヨーロッパ系で男性は94cm、女性は80cm以上、アジア系では男性は90cm、女性は80cm以上、ただし日本では男性は85cm、女性は90cm以上、他の民族ではデータが集積されるまでヨーロッパ系での数字を暫定的に用いる)。それに加えて下記のうちから2項目以上。
(1)トリグリセリドが150mg/dl以上(または治療中)
(2)HDLコレステロールが男性で40mg/dl未満、女性で50mg/dl未満(または治療中)
(3)血圧が130/85以上(または治療中)
(4)空腹時血糖が100mg/dl以上(または2型糖尿病の診断)